2000年に当時の政府では、日本は本格的に超高齢化社会に突入したことを宣言されました。2020年の時点で全人口のうちの約45パーセントが75歳以上の後期高齢者が存在しており、今後毎年50万人ずつ増加をすることが試算で明らかとなっています。これにより、厚生労働省ではあらたに介護支援法案を制定して、お年寄りが今まで以上に手厚いケアを受けられる環境を整えられました。各企業でも新事業として健康経営サービスを確立しており、そのサービスを実施する施設が都心部から郊外にまで数多く点在をしているほどです。
そこでここでは、健康経営サービスのひとつに取り入れられているある施設について、簡単に見ていきましょう。その施設とはデイケアーセンターであり、健康経営のなかでは高齢者に対して自立心を養うようにされています。昨今は一人暮らしの方が多く、自身で掃除をしたり料理や洗濯などをおこなうのが困難という方が少なくありません。若いころと違って体力と気力も大幅に衰えることも要因となり、そのままの状態ではフレイルという心理的現象を発症するおそれもあります。
デイケアーセンターでは毎日決まった時間に通所を促し、そこでほかのお年寄りとコミュニケーションを持って暮らすことも可能です。血圧などの健康管理も介護士や看護師がなされており、日常生活を自立して送れるように手助けをされています。健康経営のなかでも、増進を目的にしているのがポイントです。