日本経済を支えているのは、おもに街中に点在をしている中小企業です。以前は大手会社の下請け・孫請けの零細企業と見なされてきましたが、高い技術を有した職人が存在していることから注目を集めるようになっています。また、2010年には大阪府東大阪市にある中小企業をモデルにしたドラマが大ヒットをしており、昨今では若い方が積極的に入社を希望されているほどです。50名以下の少ない従業員しかいないというのが特徴ですが、ここでも必ず実施をしないといけないサービスがあります。
それは社食サービスであり、厚生労働省が義務付けている福利厚生のひとつです。毎日8時間以上の労働を強いることになるので、雇用主は労働者の食事を必ず用意をしなくてはいけません。大手であれば社内に専用の厨房とラウンジを用意して、出来立てのメニューを毎日提供をされています。ところが小さな事業所だとそれらを設ける場所もコストもありません。
どのようなスタイルで社食を用意したらいいのでしょうか。簡単にここでその打開策をご紹介します。まず、社食サービスは外部委託という方法で用意もできるものです。もっとも多くの利用者があるのが仕出しスタイルであり、外部の宅配給食会社に依頼をして毎日弁当を届けてもらうというものになります。
この場合、厨房が無くても全従業員に食事を支給することができ、しかも栄養価の高い定食になるので健康面も配慮ができます。1食あたり約400円とお安いものです。