町中には色んな飲食店があり、平日のお昼ごろになるとたくさんの利用客で賑わいを見せています。首都圏一帯のビジネス街では、中華・フレンチ・イタリアンのほか、ネパール料理店などもランチメニューを用意して集客に努められています。昨今では自社内で食堂を設けて、社食サービスを実施する企業も多くなりました。2010年以降、アメリカのリーマンショックの影響から長らく不況とインフレ現象が長引いており、昨今では食材の値上げも深刻となっています。
企業では少しでも労働者の経済的な負担を軽減する名目で、社食サービスの提供に踏み切ったというわけです。ひと昔まえであれば、社食というと定食やどんぶり物程度しか出されることはありませんでした。単価が100円以内でおさまるようにメニューを考案しないといけないため、冷凍食材を多用したシンプルなものばかりになります。ところが現代では、外部委託をすることで安価で高品質なサービスを実施することが可能です。
たくさんの外部委託に応じている企業がありますが、ここではそのなかでも個性的なメニューを用意しているところにスポットを当ててみましょう。まずケータリング形式を採用しているところです。ケータリングとは宅配型立食サービスのことを指しており、バイキングで好きな物を選ぶことが可能となります。さらに宅配弁当というスタイルのものもあり、学校給食のように毎月決まった内容の食事を食べることが可能です。